2016年2月21日日曜日

ギルナール山登頂記 ~ ジャイナ教の聖地『ネミナーター寺院』を目指して!

day42. 2016/2/14 India/Junagadh

なますてっ

僕たちが遥々インドの西側の隅っこにある街『ジュナーガル』へ来た理由は『ジャイナ教』の聖地『Mt.Girnar=ギルナール山』へ行くため。

因みにジャイナ教ってどんな宗教?
僕たちもインドに来る前までは、全く聞いたことのない宗教でした。
ジャイナ教については僕が説明するより、こちらを読んだほうが確実なので気になる方は見てください。

【超マイナーで超ストイック!】驚きの「ジャイナ教」を知っていますか?

日中は暑くて山なんて登りたくはないので、今日は5時起きして向かいます。

僕たちが見たい『Neminath Temple=ネミナータ寺院』は、ギルナール山を4000段ほど登った中腹にあります。

昨日は外国人観光客が全く居ない街で、奇跡的に僕たち以外の日本人と出会ったので3人で一緒に登頂することに。

出会った日本人はユウヤ君。

僕たちと同じく世界一周旅行者で年齢も1歳差。

ユウヤ君と朝5時にホテルの前で待ち合わせをして、駅前のバスターミナルでリキシャーを拾い向かいます。

ギルナール山もジュナーガルでは有名な観光地ですが、やっぱり外国人観光客は僕たち以外いません。


まだ日が昇る暗いなか多くの人々が階段を登り始めます。



ちなみに最近ハンピで僕たちが必死で登った場所の階段数は600段ほどです。

このギルナール山の山頂までは9999段

もうね、登り始めて1000段くらいで気が滅入ってきます。

山の上の方を見上げるとため息が出てきます。

『なんでこんな山の上に寺院作ったんだよっ!』

『もっと信者が来やすい場所に作ってあげなよっ!』

と、ご高齢者の信者たちが必死の想いで登っているのを見て思います。

ユウヤ君とインドでのこれまでの旅のことを話しながら階段を登っていく。
インド旅行者同士で盛り上がる話題はインド人についてと、インドの汚さ臭さと牛とうんこです。

まぁ簡単に言うとインドの悪口ですね…悪口っていうか事実ですけど!

そんな話題で盛り上がりながら登っていると、やっぱり次から次へインド人に絡まれる。
登るだけでしんどいのに更にインド人の相手までしてられん…
インド人に絡まれる前にどんどん階段を登っていきます。

3000段くらいに差し掛かったあたりで、下を見下ろすと僅かな夜景ですがジュナーガルの街の明かりが綺麗。


あと1000段で寺院のある中腹。
辺りが明るくなり始めてきたので、中間地点へ向けて足を速めます。

4000段くらい登ったところで、中腹のジャイナ教の『ネミナータ寺院』へ到着。
でも見たいのはこの寺院全体を見渡せる、更に登った場所です。
チャイ休憩をし、再び階段を登ります。

日中は暑いジュナーガルですが、早朝の山頂付近は寒い。
寒い場所で飲むチャイはとても美味しい!
てかチャイなんて甘くて熱い飲み物を、クソ暑い時にガンガン飲むインド人達は意味わからん…

ギルナールに登ってて凄い!と思ったのは、インド人労働者達。



二人掛かりで山道を人を乗せて運ぶ仕事。

大きな資材を肩に担いで何往復もする仕事。

まじかよ!こんな仕事いくら給料高くてもやりたくない…

本当に大変な仕事です。

それでいて低賃金の仕事だと思うと、『あぁインドで生まれなくてよかった…』って不謹慎ながら思ってしまう。

こういう人たちには生まれながら職業が決まっていて、職業を選択する自由がないと聞いたことがあります。(今はどうなのかわかりませんが…)

そんな仕事を見ていると、何こんな程度でヘタレてんだよ!って自分が情けなくなってくる。

6000段くらい登ったところで『ネミナータ寺院』の全貌が見えてきました。


これが僕たちが遥々訪れて見たかった景色!
ですがまだ完全に太陽が当たってなくよく見えないので、寺院は後回しにして更に上を目指します。


インドを北に向かうにつれて気になっていたのが、ところどころに祀られている神様。

このギルナール山にも祀られていました。








・・・??

ゆるキャラかっ!

そんなツッコミを入れたくなるくらい、気の抜けた神様です。
神様ってなんなんでしょうね…
特にオレンジの奴(石神様)なんて溶けちゃったの?って感じだしさ。
※岩をオレンジ色に塗って目を付ければ神様が出来上がります。

オレンジ色の神様(石神様)も頂上に行くにつれて多くなってきます。


頂上付近もインド人だらけ…

そして9999段!ついに頂上に到着!


このオレンジ色の尖りがのった建物が頂上です。

いや〜登り切りましたね!

意外とそこまでキツくなかったけど…まぁ整備された階段だったし、小さい子供も高齢者も登れるくらいですしね。



太陽が昇り山に反射して絶景!

僕が山頂でやりたかったこと。


ハンピで買った楽器をわざわざ持ってきたので演奏開始!

『 ♪ ♪ ♪ 』

HAPI  DRUMの良い音色が山に響き渡ります。

高い金出して買った甲斐がありました。
雰囲気は最高!

ただすぐに大勢のインド人に取り囲まれましたが…
雰囲気を楽しみたかっただけなのに…ムードも何もない…泣

最終的にはインド人達の演奏会となって終了。

これ以上いてもインド人がどんどん増えていくだけなので、山頂からそそくさと降りて先ほどの『ネミナーター寺院』全体が見渡せるポイントへ。





石やタイルなど、いろんな装飾が入り混じった寺院。
光が当たると更に幻想的で神秘的な建物です。

装飾も建物によって様々です。


これはジャイナ教の神様かな?仏教の神様と結構似ています。


石壁に彫られている細かい模様は、一つとして同じ模様がありませんでした。
ジャイナ教の寺院は芸術面でもデザイン的にも、素晴らしい模様が多いと思いました。

勿論ジャイナ教の寺院の中にも入れます。
中は撮影禁止なので写真はありませんがジャイナ教徒は勿論、ヒンドゥー教徒も祈りを捧げていてその様子は圧巻です。

日本にいると宗教のことってあまり考えないし、僕は祈るって言っても初詣とか観光で神社や寺に行った時に手を合わせるくらいです。

僕には『信仰』というのが理解できないので、ただただぼ〜と見ているだけでした。
祈りを捧げている人たちは何を思って、何を考えているのでしょうか?僕には想像もできません。


写真に写っている『白い装束』をまとった人たちがジャイナ教徒。

ひと通り中も見学したら、暑くなる前にそそくさと下山。

ギルナール山に登っても気になったのが、『大量に捨てられているゴミ』です。
インド人は自分たちで神聖な山として崇めているのに、なぜその山にまでゴミを捨てる?
外国人にそこは写真禁止だ!そこは土足厳禁だ!となんだかんだ言うくせに、自分たちは平気でゴミを捨てたりして汚す。

極め付けは落書き!価値のある宗教施設や遺跡に何故落書きをするのか?
マジでインド人のモラルや宗教観が理解できない。
神に祈る前にもっとやるべき事があるんじゃないかと思うんだが…

土足厳禁と写真禁止の他に落書き禁止とポイ捨て禁止を追加しなさい!と、
更に自分たちが外国人に写真禁止だと注意しといて、隣で普通にインド人が撮影してたりするのも意味不明です。
インド人は撮影OKで外国人は駄目なの?と、なんだか理不尽な事が多いインドなのです。

下山し三人で昼食を食べて、宿に戻ると疲れて僕も妻も爆睡。
やっぱり普段から怠けた生活をしてると堪えます。
体力付けないとなぁ…旅行してるのに観光する体力もないとかもうね最悪です…

寝て起きると妻が徐に体温計を計っています。

僕『どうした?体調悪いの?疲れた?』

妻『ん〜なんか顔が熱いんだよね…』

妻『えっ…38度も熱出てるんだけど…どおりで山登るの辛かったと思ったぁ…筋肉痛じゃなくて、関節痛だったみたい笑』

いやっ!気づけよ!

よく登ったな!その熱で…



ユウヤ君ありがとう!三人で登れて楽しかった♪
やっぱり日本人同士は落ち着きます。
またどこかで会いましょう。


今日のふれあい写真館






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