2016年5月5日木曜日

ヤズド滞在記~ゾロアスター教の聖地と廃虚の村

day.98~100 2016.4/12~14 Iran/Yazd


【ヤズド1日目】

今日は『シーラーズ=Shiraz』から『ヤズド=Yazd』まで移動。

ヤズドまではバスで440000リヤル。

イランは少し町を外れると何もない荒野が続いている。

木も草もほとんど生えていない荒野を進むので、決して景色が最高だとは言えないが、バスが快適なので移動は楽。


天気もあいにくの曇りだし、車窓の眺めを楽しむのを諦めて小説や映画を見ながら時間を潰す。

最近なんか新しい土地へ行っても全然ワクワクしない。

日本を離れてもう4ヶ月経ち、海外の刺激にも慣れ始めてきて、感動することが少なくなってきているような気がする。

観光地に行って観光しても新鮮さも刺激もあまりない。

旅が日常化してきて、好奇心が薄れてきているのかもしれない。

まだ旅は一年以上も続くのに…

ヤバイなぁ


延々と続く砂漠の道をバスは走り続ける。

バスの中でイラン人の女性に話しかけられ、英語でイランの数字や挨拶などを教えて貰った。

イラン人でここまで綺麗な英語を話す人は珍しい。

話を聞いていると彼女はイランの大学生で、身体力学的なのを学んでいる学生だった。

頭が良いわけだ。

夕方になりヤズドへ到着。

ヤズドの街並み


ヤズドは今までの街とは違い、個性的な建物が並んでいてなんか面白そうな雰囲気!

ゾロアスター教の聖地でもあり、ゾロアスター教文化の中心地であるそうです。

周りは砂漠地帯なので、夏場は50度近く気温が上がるらしい。

いやいやっ!50度って(汗)

春に来てよかった…

タクシーで市内までは交渉で(80000リヤル)

正規のタクシーはほとんどいなく、個人タクシーで客引きしか居ない。

今までの経験上白タクは値段が高いので、あまり信用せずに乗ったのですが、僕たちのタクシー運転手は当たり。

親切な人で、空き宿が見つかるまで色々と探し回ってくれた。

『明日観光しに行かないか?』って誘われて、普段は絶対に拒否する僕たちも、この人ならまぁいいかなぁ(信用できそう)って思い、明日1日ツアーを45ドルで承諾。

最近は『安ければ良い』ではなく、『この人にならお金を出しても良いな』って思える人にお金を使うようにしている。

同じ商品を買うにしても、たくさん値切って安く買っても嫌な感じの人から買うより、多少高くても感じの良い人から買う方が気分が良い。

嫌な人にお金を落とすよりも、良い人にたくさんお金を落としていきたいと、インドを旅してから思うようになりました。

宿にチェックイン後はすぐに夕食へ、久しぶりにカレーを食べました。

インドではもうカレーばっかで嫌だったけど、ハンバーガーとケバブばかりよりは、まだインドのカレー方が良かったかな…でもインドには戻りたくはないけど!


夕食後に外に出たら、ヤズドのモスクがライトアップされ、さらに月明かりに照らされてとても幻想的な雰囲気。

イランはブルーがとても綺麗です。


夜は特にやることもないので宿へ戻りネットをしようとするも、WiFiの容量が限界でつながらず…

結局ここでもWiFiはないようなものでした。

イランのネット環境は悪すぎます。


【ヤズド2日目】

今日は朝起きて昨日のタクシー運転手に、お任せで1日案内してもらう。

朝8時30分に宿に迎えに来てもらいツアー開始。

本日向かう場所は4箇所で、タクシーの運転手オススメの観光スポット。

時間も8時30分から16時まで、一日観光で45ドル。

ヤズドにあるツアー会社で行っても一人20ドル近くかかるので、かなり良心的な金額だ。

どこへ連れって行ってもらえるのかドキドキしながら、タクシーからの車窓を楽しむ。

この付近は岩山だらけだが、景色は結構壮大でドライブは楽しい。

ヤズドから1時間30分ほど走り到着したのは、『Kharanagh』って村。



ここは地球の歩き方などにも載っていなく、ネットにもほとんど情報がない場所。

到着して見た瞬間に『何ここおもしろそう!』って好奇心が一気に湧いてきた。



村へ入ってみると、今は住人は住んでいない完全な廃墟となっているが、村の作りや建物が特徴的でとても面白い。



ドラゴンクエストのダンジョンに入ったかのような、冒険心をくすぐられる。

ムスタン王国後、どこへ行ってもいまいちワクワクしなかったが、久しぶりに好奇心が湧き出てきた。

崩れかけの村の中をドキドキしながら散策。

ここは屋根の上に登ってみたり、廃虚の村を自由に歩き回れる。



まだ知名度が低い観光地は、入場料も無く規制されていないのが魅力的だ。


『ここなんでガイドブックに載っていないんだろうね?勿体無いね』と妻と話しながら、狭い村を1時間も夢中で散策していた。



Kharanagh村を一通り散策し終えて、次に向かうところにも期待が膨らむ。

次はガイドブックにも載っている場所で、ゾロアスター教の聖地『Chak Chak』

えっこんな場所に?ってくらい辺鄙な場所にある。


こんな岩山にひっそりと佇んでいる、『ゾロアスター教』の聖地。

中もそこまで広くなく、岩山にくり抜かれた洞窟のような場所が聖地の中心。



なんでこんな辺鄙な場所に、聖地が作られたのかというと。

昔、ペルシアが滅ぼされるとき、最後の皇帝の皇女のうちひとりが敵に追われ、この地に逃げてきました。

敵はこの洞窟に、皇女を追い詰めるがこの逃げ場のない洞窟内で、皇女は姿を消してしまいます。

その後、彼女の化身であるかのように、岩山に一本の大木が育ち、その根元からは水が滴り落ちてきたという伝説があるそうです。

ちなみに『Chak Chak』の名前の由来は、水が落ちる音からきているみたいです。

そんなことをガイドブックで予習してこなければ、『えっ!?これだけ?』ってちょっと期待外れな聖地でした。

そのあとはヤズドの隣の町『Meybod』の観光地を案内される。

城砦となんか円形の建物がある場所。


一つ一つの入場料が高いので、外観だけ見てここは終了。

昼飯はドライバーの家に招待してもらった。

始めて食べるイランの家庭料理をご馳走してもらった。

『なにこれ!めっちゃ美味い!』イランでは毎日ハンバーガーやケバブくらいしか食べていなかったので、美味しい家庭料理に感動。

勢いよく食べてしまって写真撮り忘れました…

子供も可愛い!



食事を食べ終えたあとは子供の遊び相手に、このくらいの子供が楽しむ遊びは世界共通だ。

手を持ってぐるぐる回すだけで大喜び♪

可愛い❤︎


散々子供と遊んだ後は運転手の家を後にし、次の観光スポットへ。

僕たちのリクエストで行きたかった場所。




『沈黙の塔』

ここはゾロアスター教の墓場で、1930年頃まで遺体を鳥に食べさせて埋葬する(鳥葬)というものが行われていた場所。

現在でもチベット仏教などでは、鳥葬が行われています。

まぁでも今はただの山の上にある塔で、鳥葬をしていた面影もない。

塔の上も今はなにもなく、眺めが良いだけ。


地元の人々もピクニック感覚で、眺めを楽しみながら食事をしているし…


ここ一応元墓場なんだけど!

お呼ばれされて、僕たちもお菓子と紅茶をいただきました。

イラン人とかトルコ人とか、人見知りなくこういう気さくなところが好き。

【ヤズド3日目】

今日は市内を散策。

ヤズドのモスクは他の場所と違って、少し変わった形をしている。

街の色合いに合わせて作られたのか、街と同じような色や形。





薄茶色のレンガとターコイズブルーのタイルが良い色合い!


モスクの中もブルーのタイルで装飾されていて、とても綺麗な色合い。

ここは程よく田舎なので、街を歩いていてもからかうような人もいない。
観光客もそこそこ多いので、しつこい商売もしてこないし居心地の良い街です。




ヤズドは今の所、イランで一番町歩きが楽しい場所でした。

独特な街並みとモスクは、他の何処とも似ていないのでイスラムのモスクや建築に飽きた頃に行くのが良いでしょう。

ヤズドおすすめの街です!


【ヤズドの宿情報】



Jungle Hotel

値段:30USドル(ダブルルーム・トイレシャワー付き)
WiFi:★☆☆☆☆
清潔:★★★★★
立地:★★★★☆
住所:Yazd, Emam Ave,Fahadan Front of coin museum
電話:98 0 35 36208278

【その他】
部屋はトイレシャワー付きで、狭いけどかなり綺麗。
特にベットは今までで一番いいベット!寝心地は最高でした。
ヤズドは安宿がなく、一番安い部屋でどこのホテルも30ドルくらいなので値段も普通。
WiFiはイラン全般的によくないので、どうしようもないです。
とりあえずネットを見るだけなら遅いけどなんとかなりました。




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